クレジットカードと総量規制の関連性とその内容についてわかりやすく解説致します。

スコアリング

スコアリングとは、クレジットカード会社がカードの入会審査の際に行う審査方法の1つで、申込者の情報を項目ごとにそれぞれ点数を付けていき、合計点が基準点を越えれば合格となり、下回れば不合格です。
当然、不合格となった場合は入会審査を通過することができませんので、クレジットカードを作れないということになります。

このスコアリングにおける項目は属性と呼ばれ、職業や勤続年数、年収や住居などが採点対象に含まれており、これらの属性ごとにそれぞれ評価を行い、その結果によって入会できるかどうかを判断します。
採点方法の例として、住居の属性の場合は家を所有していると10点、賃貸物件だと5点、公営住宅だと1点(あくまで点数は一例)といった具合に点数が割り当てられ、ほかの属性においても同じように採点していくのが一般的な流れとなっています。

現在はほとんどのクレジットカード会社がスコアリングの結果を機械で算出しており、これを基に入会審査を行うというケースが多いですが、中には人の手で確認する場合もありますので、必ずしも採点結果が基準点を上回っていなければいけないとは限りません。
また、それぞれのクレジットカード会社によって、審査対象の属性や配点に違いがありますので、一度不合格になったからといって全てのクレジットカード会社で不合格となるわけではありません。